Oggi9月号別冊付録「Oggi Wedding」(2016年)

Oggi9月号別冊付録「Oggi Wedding」の “ 最旬ウエディングのYELLOW PAGE ” 特集で、両親への手紙を添削させていただきました。

Topics6の “ 結婚式で感謝の気持ちを伝える両親への手紙を感動的にするコツを伝授!“ で手紙の添削という切り口で、結婚式で両親以外にもお客様が大勢いらっしゃる場で手紙を読む、また両親への思いをしたためるヒントのような記事になっています。


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結婚式での両親への手紙…、かつて私も結婚式で両親へ宛てた手紙をしたため読んだことがあります。自分が読むことになる前は、なんで人前で手紙を読み披露しなければいけないの?そんなの恥ずかしい!と思っていました。とは言え、友人や知人の結婚式で花嫁が読む手紙には、ほぼ毎回と言っていいほど涙しています(笑)。

そんな私が、自分の結婚式で手紙を読むことになったのは神父さんの勧めでした。両親への手紙をあらたまって書く機会は意外とないものです。結婚式という半ば公の場で読まなければいけないという状況でもなければ、今でも書くことがなかったかもしれません。結婚式をいい機会だと思い、両親への思いをしたためることにしました。

しかし、いざ書こうと思うととても悩ましい…。
書きたいこと、伝えたい気持ちはわかっていても、あらたまった手紙、しかもみんなの前で読むことが前提。下手な手紙にしたくない、できれば涙のひとつも誘いたいなんて欲張りな気持ちにもなります。

でも、そんな欲張りな気持ちが強くなりすぎると、いちばん伝えたい気持ちがぼやけて伝わらない手紙になってしまいます。なるべく美しい言葉にしようとか、文例などを検索しはじめて自分らしい言葉がひとつも使われていない、誰が書いたのかわからないような手紙になってしまいます。(というようなヒントやポイントが記事になっています)

私自身が手紙を書いたとき、結婚という人生の節目に両親へ伝えたいことはどんな気持ちなのか、節目だから伝えられることはどんな思いなのかをじっくり考えました。このじっくり考えた時間が、もの心着いたときから嫁ぐまでの両親との思い出を振り返るいい時間となりました。すっかり忘れていたことを思い出したり、自分の中に秘めてきた気持ちと向き合ったり。それを手紙にすることで、より気持ちが整理できたり思い出が蘇ったりします。

両親への手紙で悩まれたら、まず、上手に書くことを考えるのではなく、自分の気持ちに向き合うことや両親との思い出をゆっくり振り返ることから始めるのをおすすめします。結婚式前の花嫁さんは、やることがたくさんあって忙しく余裕のない日々が続きます、そんなときだからこそ手紙を書く時間をつくってみませんか?

Oggi9月号(2016年)