瀬戸内の小さな島の郵便局「漂流郵便局」

届け先のわからない手紙、預かります

「漂流郵便局」という本の副題です。漂流郵便局は、香川県にある粟島という島にある届け先のわからない手紙を受け付けてくれる郵便局。もとは、瀬戸内国際芸術祭の久保田沙耶さんという女性の作品で、芸術祭終了後も全国から寄せられた届け先不明の手紙が集まる場所となっているそうです。

本の「漂流郵便局」には、そんな郵便局に届いた手紙、69通が掲載されています。

150219.jpg


この本は、実際の手紙の写真と、その手紙を活字にしたページが見開きで構成されています。

有名人でもなければ、知人や友人でもない、見知らぬ人の手紙。ごく私的な思いが込められた手紙ですが、読んでいると不思議です。それぞれの手紙に感情移入してしまい、色々なことを思い感じます。

もうひとつ不思議な感覚を覚えました。実際の手紙の画像は誰かが書いた「手紙」として読み、活字に起こされた同じ文章の手紙は「詩」を読んでいるような感覚で読みました。

手書きの手紙は、印刷物になっても「手紙」として書いた人の思いのようなものを感じ、見知らぬ人なのに書いた人の顔や、手紙の中の登場人物の顔、情景などがリアルに思い浮かびます(実際には想像ですが…)。

また、同じ文章でも活字に変換し印刷されると「詩」に感じる。活字になることでどこか客観的になり、作品に近いものになる。感情移入というよりは、自分のことに置き換えて様々なことを考えたり、浮かぶ情景もフィクション、想像の世界になっているのです。

編集の力なのかもしれませんが、手書きの威力を感じ、本の魅力を感じる一冊でした。

本の帯に「心ゆさぶる69通の手紙」というキャッチコピーが印刷されていますが、私もまんまと心をゆさぶられました(笑)。読んだ後は、宛先の明確な誰かへの手紙と、宛先のない手紙の両方を書きたくなりました。そして、いつか粟島の漂流郵便局を訪れたいなぁ…。

●漂流郵便局のWebサイト
●漂流郵便局のFACEBOOK

テーマ : 手紙にまつわるetc.
ジャンル : 趣味・実用

大切なあの人へ ラブレターを書こう!

おはようございます、明日はバレンタインデーですねぇ。

今年は本命、義理チョコ、友チョコブームも過ぎ、自分へのごほうびチョコが流行っているとか…。ごほうびチョコも素敵ですが、一年に一度のこの日に恋人や旦那さん、家族へラブレターを添えてチョコレートを贈ってみては?もちろん、思いをよせるあの人にも…。

と、おすすめしている私もラブレターなんて書いたのはいつのことやら…。

そこで何かヒントがないかと、ラブレターの意味を広辞苑でひいてみました(笑)。

ラブレター:恋文。艶書。
恋文:恋慕の情を述べた手紙。

と、ありました。う~ん、まんまですね。

こんなことをしていたのも、つい先日、手紙文化振興協会の理事長むらかみかずこ先生(私の手紙の先生です)の本「大切なあの人へ ラブレターを書こう!」を読んでいたからです。

150213.jpg

この本では、一年を通してのシチュエーションと文例が掲載されているので、バレンタインデーに書くラブレターもあれば、母の日や父の日に書くラブレターもあります。近しい人だからこそ、感謝の気持ちや素直な気持ちをなかなか伝えられないこともあります。

そんな方は、イベントにかこつけて、手書きの手紙で思いを伝えてみませんか。「大切なあの人へ ラブレターを書こう!」を読むと、誰かにきっとラブレターを書きたくなりますよ♪


●Amazonでも購入できます。
「大切なあの人へ ラブレターを書こう!」(原書房 2012.7発行)

テーマ : 手紙にまつわるetc.
ジャンル : 趣味・実用