インド映画「めぐり逢わせのお弁当」

先日「めぐり逢わせのお弁当」というインド映画を観てきました。

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私が所属している手紙文化振興協会の理事長むらかみかずこ先生が、映画のコメントをされていることもあり行ってきました。手紙の先生がなんで映画のコメント?そうです、物語の鍵になっているのが “ 手紙 ” なんです。

何の前情報も入れずに観に行ったので、いわゆる歌って踊るインド映画かと思っていたのですが…いやいや全く違いました…。全体の印象、特に終わりかたなどは、まるでフランス映画のようでした。

インドのムンバイに実在する、家庭の台所からできたてのお弁当を集荷してオフィスに届けるという、お弁当配達サービスの配達人「ダッバーワーラー」。5千人のダッバーワーラーが1日20万個のお弁当を配達するそうなんですが、ハーバード大学の分析によると、その誤配達の確率はなんと!たったの “600万分の1” だそうです!

これ、さぞシステマティックにされると思うでしょ?映画を観ればわかりますが、かなりアナログ、しかも何で間違えがないのかが不思議なくらいの運び方!人間ってすごい!と思います(余談ですが)。

と、その600万分の1の誤配達がきっかけとなり、主人公の男女の出逢いをとり持ちます。その二人をつなぐものが “ お弁当 ” と “ 手紙 ” です。

手紙が書かれ、配達される。相手に読まれ、書かれ、また配達される。それが届き、読む。この時間が待ち遠しくもあり、せつなくもあり…この映画を観ると誰かに手紙が書きたくなります。

映画の中でいちばんグッときた言葉 " 人はたとえ間違った電車に乗ったとしても、正しい場所へと導かれる " 。この言葉に色々なことを思い、自分を納得させていました。深い言葉です、という「深い言葉」という表現が浅く思えてきますが…とにかく、ずっしり心に残る言葉でした。

この映画を観るとカレーが食べたくなり、誰かにお弁当がつくりたくなり、そして手紙が書きたくなりますよ〜。

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